前回の便りでご紹介した兜のレプリカが、完成しました。来年の1月10日から、2月15日まで、福岡県立美術館で「立花家の至宝展」が開催されますので、それに関連した記者発表を11月28日柳川御花で行い、その場でこの兜レプリカのことも紹介いたしました。
西岡甲冑師、製作の鈴甲子雄山の諸氏の熱意により大変立派なものが出来上がったと自負しております。兜は桐の収納箱に収められ、左の写真のような、パーツから構成されており、取扱説明書、解説書と私のご挨拶が同梱されます。
このレプリカは、原品を来年の至宝展で展示するに当たり、修復をお願いした西岡氏に、全ての部分の寸法、形状を図面に落としていただき、それに基づき可能な限り忠実に二分の一に縮尺した雛形兜です。
価格は、税込み、運賃込みで141,750円です。詳細な製作仕様、ご注文の方法はこちら(立花家史料館ホームページ)をご覧ください。
また来年の福岡県立美術館の展示に先駆け、現在、柳川市古文書館では、立花家に伝わる、宗茂自筆の文書、秀吉、大友宗麟書状などの貴重な立花家文書が展示されています。来年になると、福岡県立美術館での至宝展に加え、立花家史料館では、花嫁道具と雛飾りをテーマに、古文書館では、明治、大正時代の資料を中心に、立花伯爵展が開催されます。このイベントに合わせ、来年1、2月に三展示館を回るとともに、道雪公の墓所である、立花山梅岳寺、岩屋城古戦場、柳川での天叟寺(紹運公墓所)、良清寺(誾千代姫墓所)福厳寺(立花家菩提寺)などをめぐる1泊2日ぐらいのツアーを企画中です。
決まり次第、御花のホームページで紹介いたします。立花家一族のものも、御花での夕食会、ツアーのガイドとして、参加の予定です。
今回はいささか、宣伝オンリーになってしまいましたが、この機会に道雪、紹運、宗茂、誾千代姫ファンの方は是非ツアーにご参加ください。 |