立花家十七代が語る立花宗茂と柳川
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宗茂を巡る旅

皆さん、ご無沙汰しました。
上田秀人氏の“孤闘 立花宗茂”はお読みになりましたか?

立花宗茂への想いを巡る旅――九州柳川紀行実は、来年3月13日(土)に上田氏と柳川で対談することになっています。これは、西鉄旅行が企画している “立花宗茂への想いを巡る旅―九州柳川紀行” の中のイベントの一つです。(詳しくはこちら

道雪公の養子として立花城に入った宗茂の孤独という側面は、今まで取り上げられなかったテーマでもあり、なるほどこうゆう見方もあるのか、と感心しました。

現代のビジネスの世界にたとえれば、創業者に請われて2代目社長として招かれ、自分の子飼いの部下もほとんど連れずに単身で乗り込んだ若手経営者、しかも自分の嫁となるオーナーの娘が全株を所有しているとゆう状況でしょう。こう考えれば、上田氏の書かれた宗茂の孤独感は良く分かります。

道雪公も今までにない大胆な発想で描かれた人物像になっています。道雪公は勇ましいだけでなく戦略に長けた武将であることはま間違いないと思いますが、私の持つイメージは、部下思いの情の深い指揮官でした。今回の道雪公はあらゆる犠牲を払ってでも大友家血筋を絶やさぬため非情な決断をする策略家です。また宗茂と誾千代姫との不仲、誾千代姫の男勝りの性格は定説ですが、この部分が強調された今回の描かれ方により、宗茂の孤独感はより鮮明になっています。ただ、私は誾千代姫もまた大変に孤独であったと思います。青々とした博多湾が一望できる生まれ育った立花城から、平地の柳川への移転は彼女にとっては、誠に不本意であったと思いますし、宗茂浪人中に清正の領地で寂しく亡くなった(一説によると井戸に身を投げた)事を思うと私は、どちらかというと、可哀相な姫という感じを持ちます。

いずれにせよ、上田先生との対談は私にとっても、楽しみです。

2009年11月 立花家17代 立花宗鑑


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