立花家十七代が語る立花宗茂と柳川
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立花忠茂書状
(折紙、36.1×53.5)
立花忠茂書状
翻刻文
書状の返礼。忠茂は在江戸と思われ、無事であるので安心するよう伝えている。

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翻刻文
【釈文】
先度者書状令」祝着候、此地不替」儀候間、可心安候、猶」追而可申候、恐々謹言、」
(寛永三年ヵ)
左近     
壬四月十七日
忠之(花押)
谷田彦左衛門殿

【読み下し】
先度は書状祝着せしめ候、此の地替わらざる儀候間、心安かるべく候、猶追って申すべく候、恐々謹言、
(寛永三年ヵ)
左近     
壬四月十七日
忠之(花押)
谷田彦左衛門殿

【語句】
*左近忠之…二代藩主忠茂。忠茂が左近を名乗るのは元和8年12月28日以降。
*谷田彦左衛門…谷田貞俊ヵ。


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