福岡県柳川市鬼童町49-3
開館時間:午前9時〜午後5時
休館日:毎週火曜日
(火曜日が祝日の場合その次の日)
観覧料:一般(小学生以上)100円
戸島氏邸は、柳川藩で中老職などの要職についた吉田舎人兼儔が隠居後の住居として建築したもので、茅葺一部瓦葺の住宅と、庭園を備えています。建築年代は戸島家の伝承によると寛政年間(1789〜1801年)とされています。また、敷地内に残る石碑には文政11(1828)年の銘が見られ、建築材にも文政11年の墨書が見られることから、現存する建物はこのころ建築されたか、若しくは同時期に大きな改修が行われたものと考えられます。
その後、藩主の立花家に献上されたといわれ、明治維新の頃、藩から宅地を徴された由布氏に下賜された後、明治15(1882)年頃に由布氏の移転に伴い旧柳川藩士であった戸島氏の所有となりました。その間、昭和32(1957)年に柳川城下町に残る武家住宅の典型例として建物と庭園がそれぞれ福岡県の文化財に指定され、昭和53(1978)年には庭園が国の名勝に指定されています。
平成16年4月より一般公開されています。
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